これから無線機を使おうとしている場合、一番気になるポイントが購入するか、レンタルするかという点でしょう。なぜなら、基本的に購入する方が借りるよりも費用が高くつくからです。そのため、コストを抑えることを考えるのであれば借りる方が安く済む場合が多いです。
しかし、無線利用の状況によっては購入した方が安くなることもあり得ます。なぜなら、借りている場合はランニングコストがかかりますが、購入してしまえば、それ以降のお金が発生しないからです。もちろん、免許制の端末を利用している場合には申請手数料がかかる点には注意しましょう。そのため、ご自身がどのような状況で無線を使いたいのかを確認し、それに合っている調達方法を選ぶことがおすすめです。

実際レンタルと購入の相場はどの程度になっているのでしょうか？もちろん、ものにもよりますが小型トランシーバーであれば、レンタルなら1,500円（2泊3日）からあり、購入なら1万円程度から1台手に入れることができます。また、デジタル簡易無線であれば、レンタルで数千円かかり、購入するなら数万円かかる場合もありえます。そのため、短期間のみの利用であればレンタルの方が費用を安く抑えることができるかもしれません。
また、購入する場合にはデジタル簡易無線や業務用無線機だと申請料が掛かることを知っておく必要があります。そのため、購入したらそのまま使うことができるわけではなく、それ以外にも多額の費用がかかる可能性もあります。さらにインカムなどの備品もそろえるとなると、相当な金額になるので、購入するまえには慎重に選ぶようにしましょう。

購入するかどうかで迷っているユーザーさんの場合、まずはレンタルから始めてみるのも1つの手段となっています。多くのレンタルサービス業者では販売も行っており、レンタルでどのような感じか試してから購入することもできるようになっています。そのため、本当に購入する前にテストとして借りてみるのもいいかも知れません。
そして、そのレンタルで使い心地を確認してみて、納得がいくのであれば購入した方が良いでしょう。なぜなら、無線機の種類は多くあり、実際に使ってみないとその製品の良さは分かりにくいものです。さらに、購入となると相当な金額が掛かることになってしまいます。そのため、購入するかどうか迷っているのであればレンタルから始めてみるのも1つの手となっています。